時間が前後してすみません!
写真撮影からジャケットができるまでのいきさつです。(大作!)
流れから想像つくと思いますがっ
トモコプロジェクトでは、
ジャケットのイメージを作ってから写真を撮るのではなく、
色々と素材を撮ってからデザインを組み立てていきます。
なのでメインの写真が決まらないと、その他のデザインの方向も
決められないのです。
ジャケットの上がりの目標をGW明けの5月6日に設定したのに
写真の素材撮影が4月24日。
短期間でゼロから作りあげなければならないことに・・・^^;
デザイナーさん沢山の仕事を抱えつつ、合間ににやってくれているのに
ほんとにごめんなさい!でした。
4月26日
カメラマンのHiroquinhoさんもかなり急いでくれて(感謝)
35mmのポジフィルムが手元に届きました。
でも35mmのポジって、小さくてよく見えないし!(あたりまえ)
家のスキャナーを引っ張り出し、データー化してみたものの、
とんでもなく時間がかかるし、画像も汚い。(T_T)
候補の写真を選ぶにはきちんと見なきゃいけないし、
データー化もしなければ、なんといっても大急ぎ!一番良い方法は??
こまった・・・。
4月27日
どうしよーーー
もっと良いスキャナー買いなおせばいいのかしら??
右往左往して、まる一日ロス。(T_T)/~~~
4月28日
今日中になんとかしなければ、
というのも、29日から母娘旅行にでかけちゃうんだ^^;
(てっきりこの頃には暇になるはずと思っていた)
それにGWに入るとレコード会社がお休みになって打合せできなくなっちゃう。
デザイナーパリちゃんが
「ともちゃん、スキャナー買うなんて、無駄遣い絶対ダメーー!(笑)
現像してみるといいよ!」
と、灯台下暗しなナイスアドヴァイス♪
ってことで、鼻息をフンフンさせながら、現像屋さんに行くと
「ポジフィルムは外注だからスピード現像できません!」
という所が殆ど・・・。
なんとか、当日できる専門店を新宿で探し当て、
無事現像できることが出来た。
写真総数なんと400枚だったから、ある程度選び、
70、80枚くらいになっただろうか。
現像あがった写真を見たら(どきどき)
被写体が、被写体なもんで、ハズレが多かったけど。
「おっ!いいのもあるじゃんっ。」
早速気に入ったもの3枚に絞込み、我が家のスキャンでデータ化。
ポジからではなく紙からのスキャンはそれなりに綺麗。
Web上にアップして、関係者の方々に見てもらえますか〜〜?と連絡できた。
4月29日
母と飛騨高山を楽しく旅行中。^^
祭日なので動きなし。
4月30日
昼間は白川郷で楽しく過ごして、夜は金沢へ。
ホテルのインターネットコーナーからメールをチェック。
デザイナーさんや、レコード会社からも連絡が来ていた。
3枚の候補があったわけですが、殆どみ皆さんが同じ写真が良い!という意見
メインの写真が決定した。
何よりもレコード会社の意見を優先したいと思っていましたが
すごく良く見て意見を言って下さったのがとても嬉しかった。^^
実は、私はみんなとは別のがイイナーと思ってたけど。
今考え直すと、やっぱりみんなが選んでくれた写真で一番よかったと思う。
人の目は正しい!!

ボツ案 私の一押し!
家庭のスキャンの画像なので、荒すぎるけど、コレを仮として
やっとデザイナーパリちゃんも作業が進められる。
5月1日
母と金沢を満喫。兼六園でのんびり!^^
夜には東京に戻る。
5月2日
疲れて、廃人・・・。
5月3日
デザイナーさんより、歌詞カードも含めた全体的な
ジャケット案がPDFで送られてくる。
やった〜〜〜!!!すごく嬉しかった。
今までは、メインと、裏側の写真以外、一切の要望を伝えて
いなかったからデザイナーさんとしてはやりづらかったに違いない。
でもこの第一の草案を見て、色々と思いつくことがあったから
急遽、デザイナーさんとの打合せを設定してもらって
色々と具体的に伝えることが出来た。
急に時間を作ってくれたパリちゃんに感謝!
5月4日
ライブで宇都宮へ。
5月5日
写真データは今まで仮のもので作業していただけど、
本当に使うものは専門のところでデーター化してね!
っとパリちゃんに教えてもらって
リスマチックという所でスキャンをしてもらう。

今まで知らなかったけど 都内に沢山あるんだ
お昼ごろにポジのフィルムを持っていくと、夕方までには出来上がった。
専門的な印刷のことは、初めての世界だったけど、
料金はデータの大きさで決まる。何メガで幾らって。
面白いなぁ。
出来上がったデータは思っていた以上に美しくて
ビックリたまげた!!
今までは、大量の髪の毛部分が真っ黒にみえたのが
栗毛色に波打ってるし、
ちょっと困ったのは、青々とした緑だと思ってたが、少し枯れ気味だったとか(汗)
今まで見えなかった部分が良く見えてきた。
早速デザイナーさんに本番用の写真データを送ったら、
数時間後には、それを取り込んだジャケットのデーターをPDFにして送り返してくれた。
それも夜中とも、明け方とも言いがたい、微妙な時間帯だ。
目標連休明けというリミットを守ろうという
パリちゃんのプロ根性見えました!
5月6日
まあ、こんないきさつだったもんで、信じられないけど
無事完成系に近い状態のジャケットをレコード会社の方になどに
確認してもらうことが出来た。
5月7日
連休明けには配布用のサンプルCD-Rを提出しなければだったので
キンコーズで作業。

カッターで切り切り

・・・ってこんなに・・・・
手伝ってくれるスタッフは?友達は?いないのか!?
孤独が身にしみた。(泣)
でも、こんな小さなプロジェクトだからこそ
制約の少ない自由な音作り(ジャケット作り)が出来るのだ!
それこそ、素晴らしく恵まれていることだとも思うんだ。^^
ついでにカッターで紙を切ることも好きかも?ということが解った。(アブナイ)
5月8日、5月9日
ひたすら、間違え探し。←→デザイナーさんに直して貰う。
の繰り返し。あまりにやり直しが多いので、
ふたりの友情もそろそろ危ういのではないかと・・・(汗)
サンプルCD用にキンコーズでジャケットを出力して気がついたけど、
メイン写真の肌色がよろしくない!!
気になったので、フォトショップで微調整。
どうしても困ってしまった事については、
mixiのフォトショップ コミュにて、質問を出したら
ご親切な人がいるものですね。やり方を教えてもらえた。
色々なプリンターで出力して確認すれば、より確実に綺麗を確信できると思って、
この2日間で何箇所もキンコーズをハシゴ。
画像も、音も、こだわるほどに良くなるんだなと思う。
写真の調整はデザイナーパリちゃんに任せることも出来たけど
ここは、何がどう転んでも自分の責任でやりたいと思った。
とにかく、優柔不断なので、最終決断は遅かった・・・。
9日の深夜すぎに、メインの写真をパリちゃんに送信。
これで、入稿の準備が完了するはず。
5月10日
とうとう、プレスに出す日が来た!
ジャケットのことばかり気にしていたら、マスター音源忘れちゃうという
究極のドジ!
夕方にパリちゃんに時間を作って貰って、最終データをCD-Rで頂き
恵比寿にあるプレスの会社へ・・・。
電車の中でニヤニヤしながら、
ひたすらジャケットをプリントアウトした紙を眺める私でした。
だって、こんなステキなの見たことないもんっ。
ということで、大変長らく「小見せ」でしたが、メインの写真です!
ジャーーーン。

これから「幸せの花」をよろしくお願いします!
ジャケット作りに協力してくれた
デザイナーパリちゃん、ボンバ・レコードのスタッフのみなさん、
プロデューサー重久さん、旅先から写真選びに参加してくれた お母さん。
レーベルのSMOOTHJAZZ TOKYO のGAKUさん
プレスのエートゥーナンバーレコードさん
カメラマンHiroquinhoさん、ヘアメイクのしんちゃん
本当にありがとうございました。