すみません、、こんな話題ばっかりで・・凝り性なので、昨日の続きです。
まだ映画は見ていないので、放射性廃棄物って具体的には最後どうなるのか
自分でも色々ググってみました。
Yahooの知恵袋より**********************
Q.
原子力発電の廃棄物の処理は、どのようにしているのですか。
放射能の高い物は、ガラスに入れて地下に埋めると、聞きましたが、本当ですか。
A.
>液体状の高レベル放射性廃棄物をガラス原料とともに高温で溶かして、ステンレス製の容器(キャニスタ)に入れて冷やし固めたものをガラス固化体と呼んでいます。
>製造直後のガラス固化体(日本原燃(株)仕様)の放射線量は、その表面の位置に人間がいた場合、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告の中で100%の人が死亡するとされている放射線量(約7Sv(シーベルト))をわずか20秒弱で浴びてしまうレベル(約1,500Sv/h)です。
> 製造直後のガラス固化体(日本原燃(株)仕様)の1本当たりの発熱量は約2300W、表面温度はどのようにして熱を逃がしてやるのかによっても異なりますが200℃以上にもなると考えられています。これは、20℃の水1リットルを2〜3分で100℃のお湯にできる発熱量です。
>したがって、ガラス固化体は、処分するまで30年から50年の間うまく熱を逃がしながら貯蔵することにしています。その結果としてガラス固化体の発熱量は、30年後には約560W、50年後には約350Wまで下がることになります。
・・・ということです。
(放射性廃棄物のHPより)
http://www.enecho.meti.go.jp/rw/index.html
30年〜50年間は冷やしながら、貯蔵されます。
その後もけして安全な状態になるわけではありません。
単に、自らの熱で溶け出さなくなるまで冷ましただけです。
放射能が、安全なレベルまでさがるのに、数千年〜数万年かかるといわれています。
30年〜50年貯蔵された後の最終処分には「地層処分」が検討されています。
300m以上の地中深くの岩盤に「ガラス固化体」を「オーバーパック」「緩衝材」に入れて埋めてしまおうという物です。
ただ、断層や火山の影響や周辺住民の反対など、問題山積で最終処分地の選定のめどは立っていないようです。
********************************************ここまで知恵袋
今の日本の現状。
「ガラス固体化」されたものを、保管する場所が 青森県六ヶ所村の
「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」。
2020年頃までの原子力発電によって生じる「ガラス固化体」の量(予測)は、
約4万本とされてて、地下300メートル以深に埋設する。」という「地層処分」の
2033年から2037年頃の開始に向けて、原子力発電環 境整備機構は、既に動き出しています。
ということなのです。
《参考》
よくわかる原子力・高レベル放射性廃棄物 ートイレなきマンション
http://www.nuketext.org/mansion.html
よくわかる原子力・使用済み燃料の処理・処分
http://www.nuketext.org/shiyouzumi.html
でも地層処分の候補地は決まっていないらしい。
地震のある場所じゃだめだし(日本はどこも無理?)
金属容器の腐食や緩衝材の健全性は十分な時間をかけて実証されてはいないので、
信頼できるものではないかもしれない。
そもそも十万年後までの事を絶対安全を言い切るなんてそっちの方が
おかしいような・・・・
だって、3万5千年前まで、人類はクロマニヨン人だったんですよ。(笑)
そのくらい途方もない時間です。
今の価値観で作ったものを何万年後の人たちが「はい。そうですか。」
と危機管理できるものなのか・・・・。
私だったらクロマニヨンさんとは価値観共有できそうもないなぁ。
大体これから何万年も人類自体は生き延びるのか・・・。
こんな状況が日本(たぶん対応遅れ気味?)だけでなく、世界中で進行しているのだから
地球滅亡フラグだよなっと思ってしまった。
http://www2.rwmc.or.jp/overseas/index.php
世界各国の状況↑
かといって、私は何をするわけでもなく、
こうやって自分の為の情報をまとめるために、こんなブログを書いてるだけです。
100,000年後の安全予告編 映像が美しいです。内容はコワいけど。
(ナレーションの聞き取れたことだけ書き出してみました↓)
私たちはいくべきでは無かった場所に向かっている
危険・・・ここに来るべきではなかった
ここは「オンコロ」と呼ばれる、「隠れる場所」と言う意味だ。
「オンコロ」は10万年機能し続けなければいけない。
今まで人類の作った物はその10分の一の時間すら形を保ったものは無い。
私の生きている時代には、この建造物は完成しない。
22世紀に完成する。私が死んだず〜っと先だ。
100,000年後の安全予告編 日本語版
2011年04月12日
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