リオで有名なショッピングセンター??
RIO SULに向かいます。
タクシーの運転手さん、よくしゃべる
「ええっ、コルコバード行ってないの!なんでっ。
ポン・ジ・アスカーは?あそこは夜10時まで行けるよ、
綺麗だよー。(さり気無い売り込み)
リオに2日しかいないなんて残念だねーー。」
6年前に行ったからー。今回は時間が無いからー。というと
「でも変わったよ、LAPA地区なんかは政府が投資して
古い建物を全部整備して生まれ変わったんだよー。」
というようなことを言ってたみたいです。(理解力に自信なし)
もっとゆっくり滞在したかったなぁ。というのも本音だけど
またきっと来れると信じよう。
そして、その6年前には時間が無くて行きたくても行けなかった
RIO SULに到着です。
日本の大型デパートのような雰囲気でしょうか。
今日は日曜日のせいか人が沢山です。
お店も沢山あるからいくらでも時間が過ごせそう。^^
でも、ここで確信しました!物価が6年前よりかなり高くなった。
ということで何も買わず・・・。
それからトコトコっと歩いて隣のカネコンへ。
数々のライブDVDでよく見る憧れのライブシアターですっ!
日本にいるときからチケットを取ってずーーっと楽しみにしてたのです。
今日はネイ・マットグロッソのショウ。
実はあまりよく知らなかったのですが(汗)
DVDなどを見て、すごい存在感だと思ってた。
開演前、ステージにはベルベットのような緞帳が
重々しく架かっていてとても素敵。
前の方はテーブル席で後ろの方は劇場のように椅子が並んでいます。
チャージの設定も様々で、今日は300レアル〜25レアル、
日本円で(2万円弱〜1500円強)間口が広いのがすばらしい。
私達はせっかくの機会なのでちょっとお高めの
前の方のテーブル付きの席にしました。
現地の品のいい中年のご夫婦と同席。英語がしゃべれる方々で
「なんで日本人がっこんな所に!」と興味深々の様子、色々お話しできた。
そうしているうちにショーが始まりました。
きらきらの全身タイツに神話の中の腰巻を巻いたような!ネイ登場。

オカマっぽいキャラというのはこの写真を見るだけでわかるでしょ。
声が高く中性的なのですがとても力強く魅力的です。
音楽的にはロック的な演奏が多かったけど
あの声が乗ると、ジャンルは関係なく、ネイの世界になってしまう。
パフォーマンスにも度々ビックリさせられて
まだ時差ぼけ抜けてない私に沈没する隙を許しませんでした。

ステージ中央に衣装がたくさん置いてあるソファーがあって
曲と曲の合間に生着替え、(基本的にはどんどん脱いでいく)
しまいにパンチーを脱いで、指でくるくる回してポイッと
エエッ!!!・・・・我慢できない、笑いました!!
(もちろん薄い肌着のようなものをきてたと思います。その後もいろいろ細々と身につけて始終大切なところは隠れてました)
これだけ読むとイロモノのショーみたいですけど
(確かにその要素はあるかもしれないけど)
そうではなくて、ステージのセットと衣装と音楽とパフォーマンスと
完璧な歌声がマッチしていて隙がなく美しい幻想的な世界でした。
MCが一切無かったのも余計に彼を現実離れしたもに感じさせました。
(その代わり開演前、開演後には何度もミュージシャンだけでなくスタッフの名前までもアナウンスがありました)
この方はもう結構な年齢のはずですから
これだけの声と肉体をキープするのに相当な努力をされているのだろうなぁ。
圧倒されまくって、あっという間の2時間でした。
同席したご婦人も「私たちのネイ凄いでしょっ!」といわんばかりの
目で誇らしげに私をみました。
長年に渡って愛され続けているのだなぁとシミジミ。
あーこのためだけでもリオに来た価値があるっ!
っと思えるすばらしいショーでした。
文がウダウダ長くなってしまいごめんなさい。
まだまだ書きたいことありますが、このくらいにしときます。
今日のおまけはコパカバーナ海岸でのサンバチームの練習風景です。
音を聞いてるだけで、わくわくしてきます。
次はバイーア編に続きます。やっと半分来た。