4月中はゆとりがなくて書けなかったマスタリングの日のこと書きまーす。
マスタリング=マスター音源が完成!
音作りの最終工程、特別な日です。

今日も晴れました!(ケペルさん来るのにおかしいな・・・)
サイデラマスタリングのスタジオはお洒落な青山の街角を
横に入ったら、えっ!ここどこ??という。
都会のど真ん中の素朴な街角にあります。
わかってるつもりで、久々だったので、迷った・・・。

重久さんと私、5年ぶりにここに来ることとなりました。感無量!
このスタジオ可愛くて、お洒落で、とっても居心地がよいのです!
地下に降りると、エンコントロの時にもお世話になった
マスタリングエンジニアの森崎さんが居ました。
メールでは連絡を取り合っていましたが、
お会いできるのは久々で、う〜〜ん、お変わりなくて、何より!
ありがたいことに、ミックス後の音資料をお送りして
聴いていただいていたので、素晴らしい作戦が用意されているみたい。

スタジオの隣は空き地で春模様
13時にスタートです。
まずは一曲目からの作業なので気合が入ります!

森崎さん
今回の作品、全12曲になりますが、
どの曲が、どうゆう思いで作られたのか、どうゆう役割で
どうしたらその楽曲たちがより引き立てあい、輝くのか
そうゆうことを全て考え、理解してくださっているのだと思います。

天井高い
なので、作業の過程でこちらの意向は確認してくださいますが
大まかには、何も言わなくてもいい感じになっちゃうんです。
これは、ミックスの時にも思いました。
素晴らしいエンジニアさんに出会えたおかげ、本当にありがたいと。

一生使えるカレンダー^^
作業は進んでいきますが、3時近くになってもケペルさんが来ない。
相変わらず晴天だし、へんだなぁ〜!中南米音楽の方に電話してみると・・・。
あれっ?普通に出た。^^;
最近はお互いまめに連絡を取り合っていたので、
安心しきって、「明日お願いします。」など、
あいまいな感じになっていた・・・・と大反省。
(真夜中を過ぎると、明日の定義があやふやになってしまう・・)
でも、まだまだ数時間はかかりそうだったので、
懲りずにお誘いしてみたら、来て下さることに。^^
わ〜〜い。
どおりで、今日のお天気良かったのか、と納得(笑)

ケペルさん寝てる?^^;・・・・(聴き入ってます)
マスタリングの過程ではスタジオの素晴らしいサラウンドのシステムで聴いたり
どこの家にもありそうな普通のCDラジカセで聴いたり、
色々なシチュエーションでの音を確認しながらやっていきます。
マスタリングを通ると、特に声の存在感がぜんぜん変わると思う。
色艶が出て、シャキッと立つ。
すごいのは、どの再生機でも、歌がいい感じに聞こえること。^^
GW中に母が持ち歩いてた、ポータブルのカセットテープデッキでも大丈夫だった!
あと、表現が難しいのですが、音が高級品になる。^^
なーんて、エラソーに書いてて、実はマスタリングのこと良く解ってないんですけど
知識が無くても、耳で聴いて、感じられることなのです。
後日の森崎さんとのメールのやり取りで
「美人に(声を)お化粧していただいて、ありがとうございます。」
と書いたら。
「いやいや、元が美人さん(声が)なんですよ。」と
すっごく嬉しいお言葉を頂いた。(きゃーきゃー)
女性は素顔をかわいいとか言われたら、超嬉しいものです!

スタジオ・レダの水谷さんもいらしてくれました
そして作業は夜の7時か8時ぐらいに終了。
ながーーーい時間が経ったのに、あっという間だった。
居心地がいいのと、ココで聴く音が断然気持ちがいいからだと思う。
終了後和んでいると、『世界のオノ・セイゲン』とまで言われる
セイゲンさんが、顔を出してくださいました。なんと光栄なっ!^^

貴重な音源などをサラウンドのシステムで聞かせていただきました。
なかなかこんなに整った環境で聞けることは無いですから、すごいです。
例えばジャズのピアノトリオのCDだったら、ホントに目の前に居るみたいに
ミュージシャンの姿が3Dで浮かび上がってきそうなぐらいに、リアル。
2003年に師匠WILMAさんのライブレコーディングのCD(セイゲンさんが録った)
にコーラスとして参加させていただいた時のCDも聞かせて貰いました。
ステージを前として聴いていると、右後ろから自分の声するんだもん
すごいよーー。コーラスの時の立ち位置も鮮明に思い出しました。
『音』って時には映像以上に、臨場感、リアリティーを再現できるものなのだと思った。

今日のお疲さんは、ケペルさんのガイドで恵比寿のどんくという中国料理です

この店、滅茶苦茶旨い!!

取れたての筍 サービス♪

今日は急な呼び出しにも係らず ありがとうございました
スタジオ・レダの水谷さんはお仕事でお帰りになり
私、重久さん、ケペルさんの3人でしたが、
途中から、セイゲンさんも来て下さいました。びっくり!
セイゲンさんは凄く自然体でステキな方です。
色々とお話させていただいて、刺激になった。
全く堅苦しくないのに、為になった!貴重な体験でした。
ということで、最初は2006年の2月頃に始まった音作りの道、
それから一時長ーい冬眠に入り
(重久さんのシステムはデジタルパフォーマからロジックへ移行)
2008年に秋に復活。ゲストを向かえての録音がいくつか行われたけど
その後は、仮歌録りや、選曲をしながら足踏み状態。
(優柔不断で、なかなか選曲きまらなかったのーーー(T_T))
そして、2009年春頃から徐行運転で進みだし、
秋からはダッシュしたり、転んだり・・・・
最後は美しくゴールのテープを切る事が出来ました。(ぱちぱち)
めでたし、めでたし。
※上手くまとめられず、長くなってしまいましたね。すみません!